ポータルサイト運営に使えるGoogle活用術

 



2018/10/24
Googleは様々な無料サービスを提供していますが、メールくらいしか利用していないという方が多いと思います。
知らないと勿体ない機能もあるので、ぜひこの機会にGoogleの活用方法を見直しましょう。

必須のGoogleアナリティクスとサーチコンソール

もはや言うまでもありませんがアクセス解析にはGoogleアナリティクスです。
サイトの状況を知るのに必要な情報はほとんど網羅できます。
しかし注意したいのが「キーワード」です。
どんなキーワードで検索されたのか確認するのは重要なのですが、解析に「(not provided)」という何やらおかしなテキストが。

これは検索キーワードがわからなかった・計測できなかった時に表示されるもので、このままだと永遠に謎のままとなります。
そこで必要になるのが「サーチコンソール」です。

サーチコンソールはアナリティクスと連動させて利用できるサービスですが、「検索アナリティクス」もしくは「検索パフォーマンス」というページで「(not provided)」の内容を確認できます。Googleで検索されたキーワードしか確認することはできませんが、それでも十分な情報を得ることができます。

他にもサイトマップを送信したり、サイトの問題を指摘してくれるなどポータルサイト運営に欠かせないので、アナリティクスと一緒に利用したいサービスですね。

大量のスパムメールを一網打尽!Google reCAPTCHA

「ある日突然お問い合わせフォームから大量のスパムメールが届いた」というケースも少なくありません。
アクセス数の多いポータルサイトともなれば狙われる頻度も高まります。
そこで利用したいのが「Google reCAPTCHA(リキャプチャ)」です。
「ああ、あれね」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、「私はロボットではありません」というチェックボックスの事です。

スパムメールはロボットにより自動的に送信させるため、こちらを設置する事によりシャットアウトが可能になります。
何回か入力のやり直しを行うと「画像選択」を強制させるモードになりますが、通常は一回のチェックで送信が可能になります。

「きちんと設置しないと完全には機能しないので、スパムメールでお困りの場合は、制作業者におまかせしましょう。
⇒弊社でも承ります

データの共有はGoogleドライブで

数多くのクラウドサービスがある中で、やはり便利なのがGoogleドライブです。
エクセルデータもスプレッドシートで確認できるので、多くの人が関わるプロジェクトにはもってこいです。
弊社では簡単なワイヤフレームをスプレッドシートやDrawingsで作成し、そのままドライブに保存して活用しています。
ここでGoogleドライブを利用した裏技を紹介したいと思います。
皆さんはチラシやバナーなどの画像に含まれるテキストを利用したい時どうしていますでしょうか?キーボードを使い手動入力をするしかないと思われているかと思いますが、ドライブを利用すると簡単にテキストを抽出できるのです。
【テキスト提出の手順】

1.テキストが含まれる画像をドライブにアップする


2.アップしたファイルを右クリックし、「Googleドキュメント」で開く

3.画像の下にテキストが抽出されます

テキストの状態(大きさ等)により抽出できないケースもありますが、時間の節約ができて便利な機能です。
今回はPNGファイルを使いましたが、PDFやJPG・GIFファイルでも同様の処理が可能なのでお試しください。

まとめ

今回は弊社でも利用している基本的なGoogleのサービスを紹介させていただきました。
ポータルサイト運営の基礎部分だと考え、どんどんGoogleのサービスを利用しましょう。