ポータルサイトを広く周知していくSNS活用法

 



2018/7/11

ポータルサイトを広く周知していくのに、便利なサービスがSNSです。
2018年現在、日本で流行っている主要なサービスは以下の3つでしょうか。
Twitter
Instagram
Facebook
他にもいろいろあると思いますが、挙げたものはメジャーなものだけなので、それぞれのサービスについての説明は割愛します。
Twitterは短文メッセージ、Instagramは写真メイン、Facebookは基本実名利用といった感じでそれぞれ特徴があります。
企業のサービスにSNSを活用するのは意外と難しく、単に新商品情報をツイートしたりするだけだと新規のユーザーは捕まえづらいのが実情です。
ユーザー目線に立ってみると分かると思いますが、興味を持ってない人は、どれだけ商品情報を流してもそもそも視界にすら入りません。
それではどうすればいいのかというと、フォロワーやフレンドと呼ばれる、こちらの発信したことを受信してくれるユーザーを増やす必要があります。

SNSでフォロワーを増やす立ち回りについて

SNSはそれぞれで繋がりを示す単語が違うので、今回はTwitterでの呼び方で説明することにします。
どうすれば増えるのか。
Twitterなどではよくフォロワーを買うなどの、有料でフォロワーを増やすサービスなどもありましたが、あまりいい方法とは思いません。サクラのフォロワーが何人いても、本当のユーザーに届く数はそれほど大きく変わることはありませんから。
正攻法としては、ブログなどの運営と一緒で、地道に日々更新を続けていくことしかないでしょう。

1. 知ってもらう

まずは知ってもらうことが大切なので、そのために働きかけましょう。
まずは情報発信を続けること。
そして興味を持ってもらえそうなユーザーと絡むこと。やはり人は話しかけられると反応したくなるもので自分からコメントをすることで相手からの認知度が上がってフォローされやすくなります。
また、1対1でコメントをして広めていくのも限界があるので、インフルエンサーとなりそうなユーザーに拡散してもらうのも有効です。ただしステルスマーケティングを依頼することは危険もあるのでご注意ください。
単純に、話題となる発信をしてバズらせるのが知ってもらうだけであれば効果的ですが、1回だけだとそれっきりなので、バズらせ続けることも重要なポイントです。
バズとは
https://kotobank.jp/word/%E3%83%90%E3%82%BA%E3%82%8B-1711623

2. 好意的に感じてもらう

知ってもらうことができても、悪い印象を持たれると意味がないどころか連鎖反応でマイナスな効果になることもあります。(炎上マーケティングというテクニックもありますが)
なので、企業としてはできる限り誠意を持った対応をする必要があります。
政治や宗教の話題は避けるなど一般的なことは守っていたほうが無難です。
あとは明るい話題を発信することに努めたり、一人の人間として好まれるような発言を続けていくことがいいでしょう。
ただし無難な発言には大したリターンはないので、対象ターゲット層を意識しつつ、ターゲットの属性に響くような攻めた発言をしてバズらせることも時には有効ですので、その辺りのバランスは常に意識しておく必要があります。

3. フォローしてもらう

単純にフォロワー数を増やしたいのであれば、安直にプレゼント企画も一つの方法です。
ただしプレゼント期間が終わるとフォローを解除されたりもするので、抽選期間中にPRをしたり、毎月企画してフォローを外されないようにするなど、効果が出るように考えましょう。
業界的なお役立ち情報なども、そのアカウントだからこそ得られる情報があるとフォローされやすい効果もあるのでおすすめです。
個人的に好きなのは、有名な大手企業同士がコメントし合ってそれがきっかけでコラボ企画が立ち上がることですが、このへんは裏で先に商談している可能性もありますね。あまり参考にはならないかもしれません。
また「ピア効果」についても知っておくといいでしょう。
参考:
マーケターなら知っておきたい!SNSマーケティングのカギとなる「ピア効果」とは|ferret [フェレット]
https://ferret-plus.com/5865
SNSはうまく使うと非常に効果が出る反面、何も考えずに運営していても対して効果が出ず、下手なことをするとマイナスになることもある、マーケティングとしては非常に不安定なツールです。
ですが現代、無視できない数の人がSNSを利用しており、うまく活用して行ければ強い武器になるので検討する価値はあると思います。

SNS担当に適任な人材を付ける

企業がSNSを活用する場合、最低限としてまず新商品発表などのニュースリリースをするべきです。
もちろんこれだけだと新しいファンが増えることはほとんどないですが、既にファンの方には便利な情報源となります。またユーザーから直接質問などを受けられる窓口にもなります。
気をつけるべきなのは、何度も同じニュースを流したり、頻度が多すぎるとTL(タイムライン)と呼ばれる相手の画面に表示される一覧を荒らすことになるので、フォローを外されることがあります。何事もバランスよく発信しましょう。
ここまでは、担当者をつければどんな会社でも行うことができると思います。
次に一歩進んだSNS活用としては、前述の絡む、バズらせる事を視野に入れていくことになります。
人間性を出さずにやっても誰も親しみを持ってくれず新規開拓の効果は少ないでしょうから、これからは担当者の人間性が重要なポイントとなります。やはり文字だけとは言え、人格などはにじみ出るので、その辺りが受け入れられるかがポイントです。
向いていない人はまったく書き込めないけど、向いている人は呼吸するように書き込み続けられるのも面白い点です。
最初は慣れていないだけのことも多いので、いろいろ試してチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。