弊社はサイト作成の中でもポータルサイト制作を中心に行っておりますが
ポータルサイトの奥深い世界を知るために、おもしろいポータルサイトをご紹介し、
ビジネスのお役に立てたてたらと思います。
今回は「SARAH」というグルメサイトのご紹介です。
https://sarah30.com/
「SARAH」サイトの基本
ぐるなび、食べログとグルメサイトはありますが、どれも似たり寄ったりで、
本当においしいお店は友達から聞いた所だったりしていました。
このSARAHというサイトは「メニュー」で検索し、おいしい一皿(ひとさら)を探すことが出来ます。
例えば「小籠包」と入れると投稿された中で、点数の高い順にランキングされた小籠包の一皿が出てきます。
今日現在1,043の東京都で食べられる小籠包が登録されているそうですが、実はこちらを見て、
点数も高く会社からも近い「随園別館 新宿店」に行ったのですが、絶品でした。
同じ様に「四谷 餃子」で検索し「ひつじや」という中東風の餃子のお店が出てきたので、行ってみるとそこも絶品。
「よだれ鶏」で検索した「JASMINE 和心漢菜」も絶品。
と3軒とも本当においしい一皿に出会えたので驚きです。
コンテンツガイドラインについて
ここまで来ると、メニューの口コミがランキングされているとは言え、ランキングも当てにならない時もあると思うので、どうしてこのようにおいしい所にたどり着けるのか?少し疑問が出てきます。
そこでサイトの下の方にある「コンテンツガイドライン」を読んでみると、
「閲覧される方にとって意味のある情報になるよう心がけましょう」とあり
「食べたことのあるメニューを投稿してください。」
「店舗の評価だけではなくメニューに対する評価もしてください。
NG例 『お店の雰囲気がよく店員さんの対応も良かった』」
などと記載されていて、実際に食べた感想を大切にし、店舗の評判だけではなく、一皿に対する評価を重要にしていることが伺えます。
また、写真もメニュー以外のお店の外観等はNGで、「メニューの内容が判別できるお写真」を投稿してもらうように書かれています。
このようなきちんとしたコンテンツガイドラインに基づいた「おいしい一皿を追求するコンセプトのサイト」なので、本当においしい「小籠包」や「餃子」「よだれ鶏」に出会うことができたのだと思いました。
運営会社について
ではこうしたコンテンツガイドラインを作成している運営会社が気になってきます。
SankeiBiz(2019.3.6)によると
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190306/bsd1903060500005-n1.htm
グルメサイト運営のベンチャー、SARAH(サラ、東京都台東区)はこのほど、食品メーカー向けに外食ビッグデータを分析する「フードデータバンク」の販売を開始した。これまでの食品メーカーなどからの広告や店舗情報の掲載料収入に加え、データ分析と今後開始する有料会員向けサービスを次の収益源に育成したい考えだ。
同社はフードデータの販売促進や機能強化を目的に、2月に約2億5000万円の増資を実施、三井物産やハウス食品グループ本社など4社が引き受けた。
【会社概要】SARAH
▽本社=東京都台東区浅草橋2-25-10
▽設立=2014年12月
▽資本金=4億6000万円
▽事業内容=グルメコミュニティーアプリや企業向け外食ビッグデータ分析サービスの企画・開発・運営
さいごに
実は、後で知りましたが、前述の小籠包のお店「随園別館 新宿店」はあの「タモリさん」が『笑っていいとも!』をやっていた頃よく来られていたそうです。
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/4651
また餃子の「ひつじや」も取材拒否のお店だとか。
あまりグルメではない私が、このように次々と知る人ぞ知るおいしいお店にたどり着いたこのサイトの力にちょっと驚いています。
またグルメサイトはメジャーなものがある中で、このように違うコンセプトでおもしろいサイトがあることを知り、
ポータルサイトビジネスの種は、まだまだ気づいていないだけで、あるのかもしれないなぁと思いました。
もちろんポータルサイト制作をお考え時には(株)アクセルメディアへご相談くださいネ!