ポータルサイトブログ2017-2018年末年始、各テレビ局のポータルサイトを分析 ~紅白歌合戦のNHKはどうなのか?笑ってはいけないの日本テレビも好調?~
今年も残すところ、あと数日となりました。
思い通りの1年を過ごせた方もそうでなかった人も年末年始は一息入れて新たな気持ちで来たる1年の迎えたいところ。
そんな思いを抱いた人が気になるのが年末年始のテレビ番組ではないでしょうか。
そこで今回はこの時期アクセスが集中してるのではないかと思われる各テレビ局のポータルサイトを分析したいと思います。
不動の人気コンテンツ「紅白歌合戦」のNHK
日本の暮れの定番といえば「紅白歌合戦」。
今年も新旧おりまぜた歌手・アーティストを擁して高視聴率獲得を狙っています。
解析(過去6か月) ※2017年12月27日現在
合計訪問数は57,810,000
平均滞在時間は2:33
PVは2.74です
トラフィックソースとしては
ダイレクトが43.74%
検索が26.54%
SNSが15.24%
検索キーワードは
nhk—-8.04%
1—-2.58%
紅白—-1.41%
わろてんか—-1.21%
ニュース—-1.20%
という結果です。
やはりこの時期は紅白ですね。
朝の連続ドラマも注目されています。
盤石のコンテンツが検索されるケースが多いですね。
「紅白歌合戦」の対抗馬「笑ってはいけない」の日本テレビ
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の笑ってはいけないシリーズですが、
今年は14年目でタイトルが「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」。
紅白を追随できる唯一のコンテンツを有する日本テレビはどうでしょうか?
解析(過去6か月) ※2017年12月27日現在
合計訪問数は12,780,000
平均滞在時間は2:16
PVは2.66です
トラフィックソースとしては
検索が50.17%
ダイレクトが28.59%
リファラルが17.85%
NHKと違いリファラルからの流入が多いです。
番組がブログなどで紹介されるケースが多いと予想できます。
検索キーワードは
先に生まれただけの僕—-4.16%
奥様は、取り扱い注意—-3.31%
ベストアーティスト—-3.11%
マツコ会議—-2.76%
日テレ—-2.35%
意外なことに「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「笑ってはいけない」では検索されていないようです。
代わりに好調だったドラマの検索率が高い結果です。
「笑ってはいけない」に関しては予習は必要ない、かえって邪魔な情報が入るという判断があるのかもしれません。
人気番組「アメトーーーーーーーーーーク!」で勝負のテレビ朝日
通年で高視聴率を狙える「アメトーーーーーーーーーーク!」を年末にスペシャル放送するテレビ朝日。
ダークホースとしての期待が高まります。
解析(過去6か月) ※2017年12月27日現在
合計訪問数は14,320,000
平均滞在時間は1:53
PVは2.85です
トラフィックソースとしては
検索が41.03%
ダイレクトが36.01%
リファラルが14.93%
検索キーワードは
ドクターx—-4.99%
仮面ライダービルド—-3.56%
オトナ高校—-3.34%
テレビ朝日—-2.46%
mステ—-2.40%
日本テレビと同じような傾向ですが「アメトーーーーーーーーーーク!」は入っていませんね。
「ドクターx」「仮面ライダービルド」の2枚看板でアクセス数を伸ばしているようです。
バラエティー番組は検索されない傾向があるのかもしれません。
こちらも年末恒例「日本レコード大賞」のTBS
TBSの年末といえば「日本レコード大賞」ですが、
今年はスポーツを焦点をあてた「KYOKUGEN2017」も注目です。
NHK・日本テレビにどこまで喰らいついていけるでしょうか。
解析(過去6か月) ※2017年12月27日現在
合計訪問数は15,250,000
平均滞在時間は3:32
PVは3.01です
トラフィックソースとしては
検索が38.40%
ダイレクトが35.22%
リファラルが17.88%
検索キーワードは
陸王—-11.19%
コウノドリ—-5.12%
ダイナミックコード—-3.06%
水曜日のダウンタウン—-2.95%
tbs—-2.72%
人気のドラマやアニメの検索率がたかいですね。
「水曜日のダウンタウン」も好調です。
年末年始も通常営業?テレビ東京は独自路線で年を越す
テレビ東京の大晦日といえばクラシックコンサートですが、
今年はその前に「孤独のグルメ」のスペシャル放送があります。
出演者の松重豊さんに「テレビ東京は大晦日を捨てた」と言わしめた編成は吉と出るか凶とでるか。
解析(過去6か月) ※2017年12月27日現在
合計訪問数は7,150,000
平均滞在時間は2:37
PVは2.84です
トラフィックソースとしては
検索が47.31%
ダイレクトが29.32%
リファラルが17.46%
検索キーワードは
テレビ東京—-3.31%
池の水ぜんぶ抜く—-2.96%
ゴッドタン—-2.84%
銀魂—-2.13%
勇者ああああ—-2.10%
NHKと同じく局名での検索率が高いのが特徴です。
とりあえず何をやっているのか確認するというユーザー心理がうかがえます。
他局と違いバラエティ-番組の検索率も高いですね。
テレビ東京らしい結果といえるのではないでしょうか。
生ぬるい大晦日は許さない!「格闘技RIZIN!」で戦うフジテレビ
ここ数年、元気のないフジテレビ。
自身に喝をいれるべく「格闘技RIZIN!」を放送。
「PRIDE」時代のフジテレビに戻れるか注視したいところ
解析(過去6か月) ※2017年12月27日現在
合計訪問数は13,080,000
平均滞在時間は2:10
PVは2.77です
トラフィックソースとしては
検索が43.67%
ダイレクトが34.91%
リファラルが16.28%
検索キーワードは
ゲームセンターcx—-4.31%
fod—-3.89%
民衆の敵—-2.92%
フジテレビ—-2.86%
めちゃイケ—-1.99%
主にCSで放送されている「ゲームセンターcx」や動画配信サービスに検索率が高い点がおもしろいです。
すでに終了が決まっている「めちゃイケ」も高いので若干悲しい感じはしますが、新しいテレビ局の在り方を模索中といった印象です。
まとめ
それぞれの放送局の方向性が見て取れる興味深い結果になりました。
ネット配信が急速に進む中、それでも工夫して何とか良質のコンテンツを作り出そうという努力が見られます。
来年はネットとテレビの融合がテーマとなるような番組が数多く登場することを期待したいです。