ポータルサイトブログYOLPの一部サービス終了。使用しているポータルサイトは注意
2020/2/05
Yahooが提供している地図系のサービスである「YOLP」で、一部のサービスが終了するアナウンスがありました。
終了サービスの概要
Yahoo!地図ブログでアナウンスされました。
【重要】YOLP Web APIにおける一部API・SDK提供終了のお知らせ
https://map.yahoo.co.jp/blog/archives/20200116_yolp_close.html
いつもYahoo! Open Local Platform(YOLP)をご利用いただきありがとうございます。
この度誠に勝手ながら、2020年10月31日をもちまして、以下のWeb API・SDKの提供を終了いたします。
終了するのは以下のサービスとのことです。
影響範囲
最も影響がありそうなのが Yahoo! JavaScriptマップAPI ではないでしょうか。
施設系ポータルサイトなどで地図を表示する際に使用しているサイトも少なくないと思います。
Yahoo!スタティックマップAPIも、施設一覧ページなどで簡易的に地図を表示するのに使っているケースがあります。
昔はガラケーのようなJavaScriptが使えない端末などで重宝しました。
経路地図APIについても、Googleマップより見やすいという方もいるため、採用しているポータルサイトもありそうです。
代わりになりそうなものは?
最初に引用したYahoo!地図ブログに、代替サービスの紹介があります。
代替サービスなどの詳細はこちらをご確認ください。
https://map.yahoo.co.jp/blog/archives/20200116_yolp_close.html
上記記事では、以下の2サービスが紹介されています。
いずれも品質が高く信頼できるサービスで、主に有料です。
そう考えるとYOLPが無料で提供されているのはすごいですね。
もし無料のまま代替を使いたい場合は以下のような候補があります。
- Googleマップ(埋め込み地図)
- Bing Map(埋め込み地図)
- Open Street Map
右メニューの共有マーク(四角に矢印)→「HTML」ボタンで埋め込みコードが取得できます - 国土地理院 電子国土Web
右上の「機能」→ツール→共有→サイトに埋込 で埋め込みコードが取得できます - MapFan API(月5,000PVまで無料)