投稿型ポータルサイトで失敗するポイント

 



2020/7/16

口コミサイトや情報掲載サイトなど、投稿型ポータルサイトは多くありますが、ユーザーが自由に編集できるシステムの構造上、ポータルサイト構築の費用は膨らみがちです。

アイデアのままに思いつきで進めると、実際に公開して全然稼働しないという事態になるので、本当にそのサービス、その機能で良いかよく考えてみましょう。

  • 企画する…企画の段階ではやりたいことが中心でポータルサイトのアイデアを作っていきます
  • 作ってみる…作ってみると企画のときには気づかなかった、実際に運営する上で必要な要素が数多く存在することに気づきます
  • 使ってみる…使ってみると思ったよりもユーザーの入力項目が多かったり、登録の手間の割にメリットを感じないポータルサイトになってしまうことがあります

そして、「ユーザーが増えない」「試しに登録してもすぐに使わなくなってしまう」残念なポータルサイトが完成となります。

まず、ユーザーはポータルサイトを利用するメリットがコスト・リスクを上回らないと利用することはありません。

インスタやツイッターなどのSNSがなぜ流行るのか?

メリット

  • 自分の発信ができる
  • 承認欲求を満たせる

コスト・リスク

  • ユーザー登録の手間
  • 投稿の手間
  • 個人情報が漏れるリスク

人によってメリットやコスト・リスクはそれぞれですが、必要のないコストはできるだけ省いた方がユーザーの負担が少なくなり利用率は増えやすくなります。

どんなポータルサイトでも、いや、サイトに限った話ではなく、どのようなサービスでもメリットがコスト・リスクを上回らないと契約が成立しないので、今一度ポータルサイトのバランスを考えてみてはいかがでしょう。

  • その入力項目、本当に必要ですか?
  • 入力しやすさ、アクションの手軽さは重要
  • メリットを感じさせよう