Microsoft 365アプリにおけるInternet Explorer 11 のサポート終了が発表されました

 



2020/9/03

Windowsをお使いの方にはお馴染みのInternet Explorerですが、Microsoft 365アプリにおいてサポートが終了するとの発表がありました。
既に他のブラウザをお使いの場合は問題ありませんが、IE11をお使いの方は注意が必要です。

サポート終了の期間

マイクロソフトのブログによるとMicrosoft Teams(チャットや通話等ができるアプリ)は2020年11月30 日 に、Microsoft Teams以外のアプリは2021年8月17日にサポートが終了してしまうとの事です。

ポータルサイト Microsoft365 Internet Explorer11 サポート 終了
Windows Blog

これにより2021年8月17日 以降はIE11で Microsoft 365アプリを利用することができなくなるので、 マイクロソフトではMicrosoft Edge(最新版)への移行を推奨しています。

IE11は全く利用できなくなるのか

今回の発表はあくまでMicrosoft 365アプリでIE11が利用できなくなるというものなので、他サイトの閲覧等が突然できなくなるという事はありません。
ですが提供開始から6年の歳月を経過した製品の寿命は近いのではないかと思います。

IE11のリスク

IE11が登場した時代のころとテクノロジーが一変し、 対応をしていないサイトも数多く登場してきました。弊社でもIE11をお使いのお客様からワードプレスの管理画面でトラブルが起きている旨のご連絡をいただいたこともあります。

また、サポート期間が過ぎてからも利用はできますが、セキュリティに関しては保証される可能性は低いので、使い続けると危険なブラウザであることは間違いないかと思います。

今のうちに「モダンブラウザ」と呼ばれる最新のブラウザに移行することを弊社としても強く推奨いたします。

まとめ

自社製品ですらサポートを諦めるブラウザです。どういう状況なのかは一目瞭然ですね。
様々な事情はあるかと思いますが、いまだIE11をお使いの方は移行へのスケジュールを立てる必要があるかと思います。