ポータルサイトに掲載する情報の集め方

 



2020/11/26

ポータルサイトの情報源はどうするべきか

ポータルサイトを作る場合、必ずしもというわけではないですが、ポータルサイトを名乗るからにはそれなりの情報量を掲載することが求められます。

では、その「情報」はどうやって集めるべきでしょうか

掲載する情報の集め方

すでに持っている情報を掲載する

集め方と謳って早速脱線しましたが、既存のビジネスなどで既に一定の情報を持っている場合はそれを利用するのが一番理想的な方法です。

メリット:

  • 企画時点で情報があるのですぐに初められる
  • 既存のビジネスと繋がりがあるので相乗効果が得やすい

デメリット:

  • 特になし

ポータルサイトを始める場合は、既存のビジネスとの相乗効果を狙って立ち上げるのが一番起動に載せやすく、メリットも多いのでおすすめできる方法です。
それ以外の方法だと情報を集めるのが大変だったり、独立したサービスとして軌道に乗せるのが大変なので、競合相手がこのケースの場合はスタート時点でハンデがあると思ったほうがいいでしょう。

1件1件取材して情報を集める

ポータルサイトのジャンル・テーマによってはかなり大変ですが、良質な情報を集められる方法なので可能であればおすすめです。

メリット:

  • 信頼のある情報を集められる
  • スキル次第で良質なコンテンツを作ることができる

デメリット:

  • 量を集めるのに非常にコストがかかる

取材をすることで、他人の情報のコピーではなく、オリジナルのコンテンツを生み出すことができるので、現在のWebでは強みになります。

また、自身のセンスや編集スキル次第で、SNSなどで拡散させたりユーザーを集めることができるので、コンテンツの量を集めるのは大変ですが、他の方法に比べて効果は出やすいので、ジャンルによってはおすすめです。

他媒体に掲載されている情報をかき集める

雑誌や書籍、インターネットを利用して情報を集める方法です。
企画開始時に情報を持っていない場合は、この方法を取る場合が多いでしょう。

労力の割に量を集めやすい手法ですが、方法を間違えるとトラブルになる場合もあるので注意。

メリット:

  • 1件あたり比較的短い時間で情報を集めることができる

デメリット:

  • 情報の独自性がない

情報自体はすでに公開されているもののコピーにしかならないので、それ以外の強みが必要になります。

よく見かけるのは、ランキングなど順位付けすることで情報に意味をもたせる方法があります。

もちろん、その順位付けなどの情報の編集物を他媒体から丸写しするのは、違法行為とみなされトラブルになる場合があるので、一般的に公開されている情報だとしても著作権など各種法律に違反することがないよう注意が必要です。

ポータルサイトを利用するユーザーに情報を投稿してもらう

Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋、OKWAVEなど)や口コミサイト(食べログ、価格コムなど)がこれに当たります。

メリット:

  • ユーザーが情報コンテンツを作成してくれるので、コンテンツを増やす労力が少ない

デメリット:

  • ユーザーが情報を投稿してくれるようにポータルサイトの価値の作り込み難易度が高い

自分以外の人に自主的に動いてもらう必要があり、本当に管理者から手が離れるようにするには、ジャンルの選定やサービスの見せ方など多くの課題が発生します。

最初からユーザー主導でコンテンツを増やすよりも、前述の方法を折り込みながらポータルサイト全体の質を高めていく方が簡単かもしれません。

使える手段を使おう

ポータルサイトに掲載する情報を集める主な方法を4つ取り上げましたが、どれか一つだけで進めることのほうが少ないです。

各自の状況に合わせながら使える手段を使って、ユーザーを満足させられる情報を充実させていくことが大切です。