ポータルサイトのレイアウトは1カラムが主流?2カラムでも大丈夫?

 



2018/4/20

ポータルサイトと聞いて真っ先に思い浮かぶのはYahoo!やlivedoor。
これらのサイトは運営期間が長く記事も充実しているため、2カラムや3カラムで構成されています。
しかし今はスマートフォンの閲覧が主流であるため1カラムで構成されているポータルサイトも増えてきています。
そこで今回はポータルサイトのレイアウトを考えてみたいと思います。

今が旬の1カラムポータルサイト

ここ数年で増えてきたのが1カラムのサイト。
スマートフォン対応というのは言わずもがなですが、
1カラムのポータルサイトってどうなんだろうかと感じる方も多いかと思います。
媒体や事業により向き不向きはあると思いますが、
参考になるサイトを見てみることにします。

よかなび
https://yokanavi.com/

福岡市の公式ガイドポータルサイト。
これぞ1カラムのデザインというダイナミックなサイトです。
朝・昼・夜のおすすめスポットの切り替えはスペースを有効活用できていて秀逸です。
内容も充実していて「これぞ1カラムポータルサイトの見本」といった印象です。

阿蘇くまもと空港
http://www.kmj-ab.co.jp/index.php

フライト情報の他、施設内のグルメ・ショッピングなどを紹介しています。
トップページのファーストビューではスライド画像を全画面で表示するのが一般的ですが、
スライド画像とフライト情報を並列して見せる工夫がなされています。

コンパクトに情報がまとめられていてユーザビリティの高いサイトになっていますね。
一部、2カラムのページがあり、伝える情報によって柔軟にレイアウトを変更している印象です。

ヒノヨコ.com
http://hinoyoko.com/

明るいオレンジ色が印象的なサイト。
「子育てノウハウ」や「ママのお悩み相談室」など、
子育て中のママをターゲットにしているためか、
比較的シンプルなレイアウトで構成されています。

ポータルサイトでは「これがしたい!」「あれを見せたい!」など、
制作者の希望が強く出てしまいがちですが、
ユーザー目線でデザインされている良質のサイトだと感じます。

コンテンツが多いなら2カラムポータルサイト

スマートフォン対応をする上で若干ハードルの上がる2カラムですが、
情報量によってはこちらのレイアウトでないと運営が難しくなるケースも出てきます。
2カラムを採用しているサイトも確認しておきましょう。

ひな形
https://www.hinagata-mag.com/

移住をテーマにしたポータルサイト。
地域の暮らしを記事として掲載しているため、
アーカイブをすぐに見つけられるように2カラムになています。
記事に集中できるようにデザインは極めてシンプルです。

GLAM
http://www.glam.jp/

ファッション系のサイト。
こちらはオススメの情報やランキングなどコンテンツが充実しています。
情報量が多いページ構成ですが、すっきりとしたデザインという印象です。
広告スペースも確保されてた「正統派のポータルサイト」といったところでしょうか。

【おまけ】情報が膨大なポータルサイトには3カラムで対応

EUROSPORT
https://www.eurosport.fr/

EUROSPORTのサイトですが扱っている情報が膨大だと、3カラムでないと厳しい状況です。
毎日何十件、何百件と記事が更新されるようなサイトではこちらのレイアウトでないと心細いですね。

まとめ

1カラムはトレンドであり、構造もシンプルで制作も比較的容易ですが、
情報量やコンテンツに応じて複数カラムを選択するのが良いでしょう。